入園準備のスキマ情報②お弁当箱編〜幼児の謎行動〜

子育て

入園準備・情報発信におけるニッチ事業に勤しむ、てるこまです。

先日は、お名前付けについて2文で済む情報を延々2,000字かけて投稿しました。第2回の今回は、お弁当箱についてだらだら語りたいと思います。

昨年私が体験した「入園準備の盲点」。知っていたら何かの役に立つかもしれない。立たないかもしれない。そんな情報。
よろしければお付き合いくださいませ。

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年少さんのお弁当箱の選び方。容量や素材は?

長男のお弁当箱はこちら。入園説明会で得た情報をもとに購入したものです。

・パッキン付きフタで汁漏れ防止

・ゴムバンドを併用するとなお良い

・冬は保温機を使うので、レンジ対応素材…ポリプロピレン製のものにしました

食べるのは年少さんということで、容量は500mlのものを購入。

園生活の写真を見た際、他の園児さんも同じようなサイズのお弁当を使っていました。

ギチギチに詰めているわけではないので、開けたら寄り弁かもしれませんが。

おいぬさん
おいぬさん

もしかして、後々トーマスじゃないキャラクターが良くなっちゃった?

てるこま
てるこま

そこは大丈夫だったのよ。

確かに、3歳前半の頃はトーマス狂だった彼ですが、今ではすっかりウルトラマン好き。しかし、このお弁当箱に関してはずっと気に入っていて、日々大切に使ってくれています。

先にお伝えしますと本稿は、キャラ物はやめよう!などの、お弁当箱の選別指南記事ではありません。ある事を練習しようという内容の記事です。

てるこま
てるこま

あれは、私たちの住んでいる地域に緊急事態宣言が発令されていた時のことー。

おいぬさん
おいぬさん

まーた始まったか。語りが。

入園前に是非!お弁当箱を1人で開けて食べる練習

下記は、入園前に一度くらいは1人でお弁当箱を開けて食べる練習をしてみよう、という内容です。長男が初めてお弁当箱を1人で開けた時のエピソードと共に、だらだらとお送りします。

自粛生活中、戯れで昼食をお弁当箱に盛り付けた時のことです。

お弁当だぁっ♪と歓声を上げた長男。その喜びように私は、彼専用のお弁当箱に食事を用意したのが始めてだったことに気づきました。

てるこま
てるこま

初めてはなんでも嬉しい、子どもって眩しいですね。

しかしBOYSとの生活は、ほっこりだけではいられません。早速彼は驚きの行動をとりました。席に着くやいなや、お弁当箱をくるっとひっくり返したのです。

長男くん
長男くん

こっちはトーマスいないんだね。

どうやら裏面にもキャラクターのプリントがあるのか気になった様子。

まぁそんなこともあるよね、と側で見守る私。本人はというと、確認作業が済み、ようやく開封です。ここで再度驚きの行動に。

なんと、お弁当箱を縦に起こして蓋を開けたのでした。

当然、土砂崩れがごとく転がり出るおかずやおにぎりたち。あわあわと溢れた食べ物を拾う私。この時私は、びっくりするほどショックを受けていました。

食べ物がこぼれたことではなくて、長男のお弁当箱の開け方にです。

てるこま
てるこま

何でしょう。ちょっと乱暴な表現になってしまいますが、お弁当箱の開け方も知らないんだ!って。

3歳の幼さを思い知りました。

実のところ私、「お弁当箱は天地無用扱い」という概念は、全人類が心得ていると勝手に思ってきました。しかし、1番身近で寝食を共にしてきたこの小さき人は、全くもって知らなかった。

てるこま
てるこま

冷静になれば、教えたことがないのでわからなくて当然なんですけど。

この時の無垢な行動を見て、24時間保育でなくなることへの焦りが急激に出てきてしまったんだと思います。

当たり前のことをひとつずつ伝えなければならないという、子育ての起源に立ち返ると同時に、入園までに私が教えてあげられることがもっとあったのではないか。なんなら、長男が産まれてからこれまで、もっとできたことがあるんじゃないか。そんなことが、ぶわぁっと湧き上がってきました。

おいぬさん
おいぬさん

お弁当箱のことでそんななる⁈

てるこま
てるこま

ねー、そう思うよねー。でもなったのよ。

長い自粛生活への疲れと、来る新生活への緊張で繊細になっていたのかもしれません。

今なら、初めてのお弁当箱開封の儀が園でなくてよかったねって言えるのですが、当時の私はおにぎりを拾いながら、胸がきゅうっとなったのです。

とはいえ、空腹の子供たちにとって、母のセンチメンタルほどどうでも良いものはありません。BOYSの食べようよコールで我に帰り、食べ始めることにしました。

てるこま
てるこま

我が家はお家の中で落下した食べ物に関しては、とてもおおらかな考えを持っています。

食事中、参考までに、何故先程のような開け方をしたのか長男に聞いてみると、このような答えが返ってきました。

長男くん
長男くん

ご本みたいにぱかってしようと思ったんだ。

てるこま
てるこま

そっか…

予想もしない謎発想に唖然としつつ、私は、『お弁当箱は底を机に付けたまま開けよう。』と伝えました。

さもないと、お昼が食べられなくなる可能性があることも。

元より、お弁当に関して心配事がなかったわけではありません。

スプーン・フォークなら上手に使えるけど、お箸も持たせる方が良いのか。どんな形状のおかずなら食べやすいか、冷めると苦手な食べ物はあるかしら。

てるこま
てるこま

まさか、開ける段階で食べられなくなる展開は予想だにしませんでした。

考えてみれば、お弁当箱だって大変ですよね。

通園途中では、リュックの中で散々バウンドし振り回される。園に着いてようやく安心かと思えば、実食直前にも崩壊の危機が残されているとは。

昼食を守る立場といえど、気の休まるところがないハードワークぶりに思いを馳せてしまいます。

たかがお弁当箱。でも練習は無駄にはならない

狙ったわけではありませんが、お弁当食べ。入園前に、開封から1人で行う機会を設けられ、よかったです。本人も、お弁当箱の開け方について知ってるのと知らないとでは幼いなりに違ったかも知れません。

てるこま
てるこま

あと「おかわりください」と言われ、『お弁当は基本的におかわりがない』ということも伝えました。

おいぬさん
おいぬさん

確かに。家での食事っておかわりできるもんね。

最後、めちゃくちゃ余談なんですけど、ずっと誰かに言いたかったこと。良いですか?

中学生の頃に英語の授業で当てらた時。lunch boxがわからなかったんですね。もちろん判っていたけど、いわゆるド忘れで口から出てこない状態。

先生も絶対わかると思ってくれたのか、沢山ヒントをくれました。

先生:「お弁当箱をおしゃれな洋風に言ってみて!絶対知ってるから!何box?多分、思ってるのであってますよ。てるこまさん、言ってみて!」(めっちゃ手招きしながら)

中学生てるこま:「…ヴェントゥーbox?」

てるこま
てるこま

あの時の先生、泣きそうな顔してたっけ。

次回、幼稚園入園準備スキマ情報は、入園を機に新調したいアイテムです。

よろしければご覧くださいませ。

お忙しい中、最後までご覧いただきありがとうございました。

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こまわりずむ。