【切迫早産管理入院:出産編②】点滴抜去後のシミュレーションと主治医の情。

切迫早産管理入院体験記

こんにちは。

今日のご飯はグリーンカレーよー、てるこまです。

 

今日は切迫早産管理入院体験記です。

 

※切迫早産で入院した私が、出産に至るまでの経緯を連載形式で記録しています。

出産の記録はこちらから読めます。

 

点滴抜去。それが意味するもの

 

入院以来、持続投与してきた薬。

私が投与していたのは、リトドリンといって、所謂〝張り止め〟です。

 

お腹を張らないようにして、陣痛発生を回避するための薬です。

 

つまり、この点滴を抜去するということは陣痛発生の可能性があるということです。

 

もちろん、外しても何も起こらず退院される方も沢山いらっしゃいます。

 

退院か出産か。

大きな分かれ道となるポイントとも言われています。

 

点滴抜去後のシミュレーション

点滴を外す前に、その後のことを考えておかなくてはなりません。

 

主治医の香川先生から、いくつかの提案がありました。

 

退院となった場合

 

もちろん、自宅に帰れます。

その場合、出産する病院を新たに選定しなくてはなりません。

 

候補は、A.里帰り予定だった病院B.自宅近くの健診で通っていた病院C.入院している病院 の3つです。

 

まずAの場合。

点滴抜去後、薬の血中濃度が高いうちに自力で移動して、里帰り予定だった実家近くの病院へ。

その日のうちに診察を受けて、自然な陣痛・出産を待つ。

 

次にBの場合。

点滴抜去後、2日ほど病院で様子を見る。県内なので救急車移動も可能なためそのまま転院。可能なら入院して陣痛・出産を待つ。

しかし、息子の状態で気になることがあり、お勧めできない。

 

最後にCの場合。

Bと同じように、抜去後に数日病院で過ごしてから、自宅へ。

片道1時間以上かかる現在入院している病院に健診へ通い、陣痛・出産を待つ。

 

そのまま出産となった場合

抜去後の病院待機中に出産となった場合は、もちろん受け入れ可能。

 

ただし、息子のことで気になるポイントがあるので、抜去のタイミングは慎重に考えたいということでした。

 

当時の息子の状態

 

35週後半に差し掛かった頃、息子の推定体重は2000gないくらいでした。

 

恐らく、予定日になっても3000gはいかないだろうという見立て。

 

低体重出生児が予想されるので、NICUの設備が整っているところでないと出産はお勧めできないということでした。

自宅近くの病院にはNICUの設備がなく、この時点で選択肢はAかBに絞らることになりました。

 

主治医の提案

 

退院となっても、できる限りこの病院での出産を考えて欲しいということでした。

 

また、当時はクリスマスの頃。つまり年末年始の連休を控えていました。

息子への心配事を考慮しても、休み中のスタッフの少ない時に出産に繋がっては困るという状況。

 

息子を少しでもお腹の中で成長させて、なおかつスタッフも手厚くなる年始仕事初めに点滴抜去をしてはどうかとご提案いただきました。

 

切迫早産で入院している妊婦さんは、35週くらいから点滴抜去される方が多いそうです。

 

私においては、息子の状態や時期的なところが理由で、36週6日もしくはそれ以降も、点滴をつけることを勧められました。

 

そして、最後に香川先生はこのようにおっしゃいました。

 

『てるこまさん、あなたはこの2ヶ月本当によく頑張ったよ。無理矢理退院していく人もいるんですよ。

ここまで来たら、一番安全な方法を選びましょう。

これはもう、僕の家族的な想いだけどね。

とにかく、あなたに無事に赤ちゃんを産ませてあげたいんだよ。ずっと退院を希望してきたあなたには申し訳ないけど、退院しないでここで産みなよ。』

 

この先生の言葉には本当に驚きました。

 

私はこの2ヶ月、ずっとメソメソしていただけだと思っていたので…。

身体は大人しくしていたけど、精神はドタバタだった。

 

でも、そんな想いやボロボロな気持ちも先生のお話しで、幾分解されていきました。

 

翌日までに夫婦で話し合って、病院に返事をすることを約束して、この日は解散。

 

次回、〝夫婦で出した答え〟です。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

最後に…

今日は筍を使ってグリーンカレーを作ります。

毎年セブンプレミアムのグリーンカレーのルー使ってたのに、廃盤になったっぽい⁈

今日はハウスのペーストを買ってきました。

コメント