こんにちは。
管理入院中って、とにかく1日が長いものです。
加えて、病院は早寝早起きなスケジュール。横になっている時間がほとんどなので、余り疲れず早寝も出来ない。
とにかく時間を持て余しがちな入院生活。
そして、いつまで続くかわからないから暇つぶしにお金はかけたくない!
私のおすすめの方法をご紹介したいと思います!
長編小説を読み返す
ベタですが産後、難解な長編小説を読む機会はほとんどないと思われるので、今のうちに読んでおこう。
単純にそう思ったのですが本当にその通りで、てるちびを出産して1年以上経った今、長編は愚か短編すら読んでいません。
いや。
一日中動き回ってる・てるちびのお世話をしているという事ではないのですが…
乳幼児と過ごす一日のことは、また改めて記したいと思います。
話しを戻して。
入院中、起き上がってはダメ・出歩いてはダメということだったので、出来ることとして真っ先に思い浮かんだのは読書。
元々読書は好きな方でしたので、もう一度読み返したいと思っていたもの、それもせっかくなので長編をチョイスすることに。
- 「1Q84」
- 「ねじまき鳥クロニクル」
世の中「ハルキスト」という呼称がありますね。私は、そこまでじゃないけど読みます。
ただ、理解能力が低いので何度も読まないとわからない…。
むしろ、読むたびに違う捉え方をしてしまうので、迷宮入りすることもしばしば。
逆に、読むたび色んな側面が見えるところが私にとっては魅力的で、村上春樹小説が面白いと感じるところです。
一粒で何度でも美味しい。
この2作は、過去に最低2回は読破しましたが、まだまだ新しい発見があるんじゃないかと思ってチョイス。
せっかくなので、いくつかの考察サイトを並行してながら、読んでみました。
そういう読み方をしたのは初めてでしたが、スッキリ出来る部分もあって私は良かったです。
でも、本と自分の間に他者の意見が入ることが苦手な方にはお勧めできませんね。
私は共感できる意見のみ取り入れるという、調子のいい人間なもんで。
時間とスマホさえあれば、掘り下げて読むことができるので、一度読んで、なんとなく引っかかっていた本をじっくり細部まで読み込むのには、安静生活は最適な期間でした。
コミックレンタル
難解な長編小説を読んでいると疲れてしまうので、息抜きにコミックスも読みました。
今はコミックレンタルを行なっているレンタルショップが多くて助かりました…!
1週間1冊60円とかで借りられることはもちろん、読んだ後、家に残らない!
楽しく読んで、読み終わった漫画が家で嵩張らないということは、とても助かります。
私は外出できないので、もちろん夫がレンタルしてきてくれていました。
彼のセンスで選んできてもらっていましたが、その際お願いしていたことが1つ。
それは、10巻程度で既に完結している漫画ということです。
一回に借りられる限度数が10冊ということもあります。
ただ、ストレスを解消するために漫画を読んでいるのに、続きが気になってしまうっていうのも、如何なものかと思いまして。
あとは、伏線とかある場合に10巻程度ならこちらも確認しやすいですよね。
私のこの条件に収まるものということで、少女漫画を良く借りてきてくれました。
夫よ…。
- ニガクテアマイ
- 四月は君の嘘
- 近距離恋愛
- ママはテンパリスト
- かくかくしかじか
- ReReハロ
- orange
枕元に村上春樹の小説しかないと、完全にマタニティブルーに支配された鬱な奴って思われるんじゃ…と危惧して、ライトな少女漫画も読んでいたところもあったのですが…
今思うと、取り合わせがちぐはぐすぎで、逆に情緒不安定を露わにしているようにも見える。
あと!
まだ完結していませんでしたが、当時流行っていた〝逃げ恥〟…逃げるは恥だが役に立つ も借りてもらって読みました。
その後最終巻が発売されましたが、案の定読んでない…気になるよう!
ゲームアプリ
入院前から夫と一緒にやっていたぷよクエ。
夫の方が先に始めていて、後から私もダウンロードしたのですが、入院してからめきめきレベルアップして、夫を追い越しました。
超有名なゲームアプリなので、わざわざ紹介する必要はないと思いますが、ファミコンやプレステ時代のぷよぷよと違って、4つ並んだら消えるのではなく、なぞって消してそこから連載発生という。
昔とちょっと感覚が違います。
夫と一緒にやってて、暇つぶしだけでなく、共通の話題になりました。
ちなみに入院前はPokémon GOやってましたが、入院して出歩けなくなってしまったからね。
もちろんぷよクエですが、無課金で全然遊べます。
当時は、強いキャラクターを揃えるために必要かなアイテムも期間限定イベントで、沢山もらえました。
でも今は、息子の膨大な写真や動画のデータを保存するために、容量の問題でアプリは削除済み。
親になって人は変わる。
日記をつける
これは、本当に私の心が狭いというか、子供すぎるというか…
横になっているだけの日々って、人に言いづらいことや・なんとも解消できないどす黒い感情が芽生えてくるんですよ。
したいこともできず、ずーっとベッドの上にいるしかない。
もちろん、看護師さんからは『なんでも言ってくださいね』と、優しい言葉を頂いていたのですが、私のストレスの原因は退院したいという気持ちと現実のギャップに尽きるわけです。
そういう気持ちって、治療に全力を注いでくれている病院のスタッフの方々にいうのは憚られるし、ましてやせっかく面会に来てくれる夫や親を嫌な気持ちにさせたくない。
入院している時さえ、気を遣って本音もなかなか言えない…
ネガティブな想いが渦巻いて、自分ばっかりつらくて…
そんな時に日記ですよ。
誰に見せるでもない、後で読み返すかわからない。今の思いや、今日あった良いこと・悪いこと、なんでも良いから書いてみる。
多少口汚くたって、本音で書いてみる。
精神的デトックスなんでしょうね。日記をつけるといつも心が軽くなりました。
その日の終わり、消灯の頃に書くこともあれば、何か腹立つことがあって真昼間から書いていることも。
所謂、日記帳ではなく、超有名アプリ「トツキトウカ」の、日記機能を利用して書いていたので、胎児だったてるちびの様子も併せて振り返ることが出来ます。
産後、色々なアプリを断捨離しましたが、てるちびの思い出だけでなく、今よりもまだまだ幼かった自分が記録されているこのアプリだけは、今も残してあります。
まさか、イラストの赤ちゃんもアプリ内の日記が荒れ果てるとは思いもしなかったでしょう…。
ぼーっとする時間も大切。でも、昼寝には注意
読書・ゲーム・日記って、ほとんど目を使う行為なので、とっても目が覚め疲れます。
日がな一日、目を酷使してるのってあまり良くないと思うので、なにも見ずにぼーっとする時間というのも大切にしていました。
目だけでなく、精神的にも良かったです。
読書は、暇つぶし兼現実逃避でもありましたが、のめり込みすぎると頭が疲れますからね。
目が疲れた時だけではなく、本やスマホを支えている手が疲れてきた時も、ただぼーっとするようにしました。
ただし、一点ポイントがあって、それは昼寝はしないこと。
私は、昼間寝ると夜寝られなくなるのです。
ただでさえ9時消灯なのにうっかり昼寝すると、12時まで起きててやっと寝られたと思ったら、3時頃目が覚めて5時ごろにうとうと…6時起床と共に採血!なんてことになりかねません。
あと、深夜病院で起きてるって怖いし。
産後のことを思うと、昼夜逆転生活になるのはあまり良くないと思って、昼間は起きているように努めていました。
安静生活。
考えごとをする時間がたっぷりあり過ぎて、ネガティブ思考の沼にはまってしまうこともしばしばでした。
そんな時に、気分転換なる術を知っておくといいですね。
なるべく安価で済む方法をご紹介しました。