こんにちは!お越しいただきありがとうございます。
今日は切迫早産体験記です。
入院中の私は、安静指示を受け、基本的に横になっている生活でした。
もう少し詳しく書くと、朝・昼・晩の3度の食事、トイレ、週に3回のシャワー以外は横になっていてね。という指示でした。
横になることが仕事というのは、人によっては羨ましいことかも知れませんが、私にとってはとても辛い生活でした。
症状が良くなれば、退院できるかも⁈そんな期待を込めながら、少しでも身体への負担を減らすため、工夫していたことをご紹介します!
とにかく動かない。これに尽きる。
私は体を急に動かしたり、ずっと同じ体勢を取っているとお腹が張ってしまいました。
お腹が張ると、お腹の赤ちゃんが苦しくなったり、頸管にもよくありませんから、なるべく張らないように普段の行動から心がけました。
まず、起き上がる時は、横向きになってから腕で支えて起き上がる。
妊娠中、お腹が大きくなってくるとこの起き上がり方がメインになると思います。
しかし、入院前は仰向けの状態からいきなり起き上がっていたので…ふとした拍子に腹筋で起きてしまう癖があり、お腹に負担のない起き上がり方を意識しました。
お腹が大きくなるのに伴い、仰向けは辛くなってきたので、常に横向き。
しかも、同じ体勢でいるとお腹が張るので、適度に寝返りを打ちました。
そんな時も、いきなりゴロンではなく、まず下半身から向き変えて、それに続いて上半身…というように、動きを分割していました。
また、座り方にも注意!
基本は横になっていますが、食事の時は座るので、その時は正座。
これは、正座がいいというよりは、陣痛中の妊娠さんにあぐらを勧めているのを見たことがあったので。
お産が進むということなら、あぐらかかないようにしよう!という発想です。
そしてもう1つ意識したことが、洗顔です。
朝晩の洗顔は蒸しタオルで拭くのみ!
ちょっと辛いですが、洗い流す洗顔は週3回のシャワーの時のみで我慢。
洗面台でかがむとお腹が張ってしまうので、このようにしていました。
安静生活によるマイナートラブル
妊娠しているっていうだけでも、色々なマイナートラブルに襲われますが、入院生活・安静生活でトラブルが更にドン。
動けばある程度改善されるのでしょうが、動けないので…こちらも工夫して乗り切りました。
まずは便秘。
こちらは、多くの妊婦さんが抱える悩みでしょう。入院妊婦は、ウォーキングなんて以ての外ですから、できることは水分補給のみ。
480ml入る水筒を持参して、手の届くところに白湯(絶対、暖かい飲み物と意識)を確保。意識して、水分をとりました!
朝起きて白湯を飲み、食事前にコップに注いで一杯飲み、食事しながら一杯、食後に一杯。
食事の間で、水筒一杯分を飲みきるように意識して、がぶがぶ飲みました!
書いてみると水分摂り過ぎて、たっぷんたっぷんになりそうですが、丁度冬で、病院が乾燥していたこともあり、それでも喉がカラカラでした。
便秘というと、ツボ押しという意見もありますが、素人がやって子宮収縮のツボを押したらどうしようとビビってやりませんでした。
普通より生まれやすいと言われてるから心配!
これだけ意識しても、便秘になる時があるのでそんな時は看護師さんに相談して、妊娠中でも飲める便秘薬を処方してもらいました。(確かマグミット。)
ベタですけど、トイレで力入れすぎて、もし出産に繋がったら…と怖かったので。
妊娠中ということもあり、いつでも快腸♪という訳にはいきませんが、安静生活の中でできることは、このくらいかなぁと思います。
そして、地味に辛かったのが乾燥。
冬の病院はエアコンがんがんに効いていて、少し暑いくらい。
そうなるとやはり乾燥がひどく、身体が痒い!
私、乾燥で痒みを感じたことなかったんですが、妊娠中だからか痒くて痒くて…。
安いボディクリームを買ってきてもらって、惜しげもなく全身塗りたくりました!
お腹がつかえるので、お腹周りや腿、脹脛などは看護師さんや面会に来た家族に塗ってもらい…
それでも、1日2回は全身に塗り込まないと痒くて…。
入院中は、人との会話がぐっと減るので、クリームを塗ってもらう時は人と接することができるから嬉しかった…。泣ける。
たまにはカーテンを開けてみたり。
以前の記事にも書きましたが、てるこまが入院していたのは、自宅・実家からかなり離れた総合病院。
面会は他の患者さんに比べて圧倒的に少なく、病室に響く入院患者さんとお見舞いの方の笑い声に、寂しさを噛み締めました…!
昼食後、夕飯の配膳まで一言も言葉を発さないなんて日もあったなぁ…
寂しさ故のストレスでしょうか?
孤独が募ると良くないことを考えたら、なんだかやたらとお腹の張りのことが気になりだし、良くない傾向に。
他の切迫早産で入院している方のブログを拝見すると、みんなカーテンはオープンで和気藹々としていたというエピソードありますが、てるこまのいた病室は全く、逆。
みんなカーテン締め切りで、患者さん同士の触れ合いはゼロでした。
皆さん、体調崩されて入院してますからね。仕方ないのかも知れません。
てるこまは、悲しいかな入院生活が長引くにつれ、病院のスタッフさんとも顔見知りになっていたので、少しだけカーテンを開けていました。
やはりぴったり閉じているカーテンよりも隙があるのでしょう。
お掃除のおばちゃんやシーツ交換のお姉様方、通りすがりの看護師さんたちが顔を見に来てくれ、言葉を交わすとすっぐく嬉しかった!
1人ってすぐ気持ちがネガティブになるしね。
お腹の張りについては、正直になろう。
お腹が張らないよう、張らないよう生活を心がけ、願わくば出産前の退院を望んでいたてるこま。
そうしていると、不思議なことに段々と目的が、退院のように感じてしまうんです。
お腹が張っても、張ってない振りをしてしまったり。張りを申告すると、退院できなくなってしまうのでは…と思い、お腹に鎮まれ〜鎮まれ〜と念を送っていたこともありました。
すぐに気が着きますけどね。おなかの赤ちゃんの為に入院してるのに、これじゃ本末転倒じゃんって。
本当の目的は、赤ちゃんを少しでも長くお腹にいさせてあげて無事に出産すること。
赤ちゃんのためにも張りに関しては正直に!気になったら直ぐに看護師さんに相談しなくちゃダメだ!
この1人押し問答を何度繰り返したことか…。
安静生活、できる努力は限られていますが、お腹が張らないように努めて、張ったら素直に申告。
これが、模範生でしょう。