【切迫早産管理入院】入院中の差し入れは援助物資であるというはなし。

切迫早産管理入院体験記

こんにちは。

バレンタインデーの今日、スイーツに思いを馳せていたら、入院中に嬉しかった差し入れを思い出しました!

 

と言うわけで、今回は管理入院体験記です。

 

面会=美味しいもの という条件反射

始めから結論を言ってしまったような物ですが、面会ってやっぱり美味しいものを期待してしまう。

 

話し相手・変化の無い日々を送っていた入院中の私は、それはもう面会を求めていました。

とにかく人と話すって新鮮。それだけで元気になれる。

 

前述の通り、自宅・実家から遠い病院に入院していたことに加えて、インフルエンザが流行る季節。

院内にも感染者が出たりで、入院していた産婦人科医の病棟では面会制限が引かれていました。

 

面会は原則親族に限るということでしたので、友人の面会は叶わず…。

面会がないと、ただでさえ長い病院での1日が、より一層長く感じるものです。

 

家族もそんな私を気遣って、私の好きな食べ物を手にできる限り面会に来てくれました。

 

総合病院の食事って、とってもヘルシーですからね。

売店に行くことも許可されていませんでしたから、なかなか好きなものも食べられない。

 

面会に行くよーという連絡をもらうと、差し入れに心をときめかせる条件反射が出来上がっていました。

 

LINE見てよだれが出るのは、もはやパブロフの犬状態。

 

嬉しかった差し入れ 

お気づきかとは思いますが、今回の記事の内容はなんのお役立ち記事でもありません。

 

ただただ、私が嬉しかった記録。

ですが、思い返すと自分の嗜好が露呈して面白いので記録しておきたいと思います。

 

お肉屋さんのコロッケ

父と母が良く持って来てくれたのは、お肉屋さんのコロッケ。

 

決まったお店で買って来てくれたのですが、以前から好きなお店というのではなく、病院への道すがら発見したお店でした。

 

お肉屋さんの商品だけあってお肉多めで美味しいのですが、しっとりほくほくのじゃがいもにしっかり味がついていて美味しい。

薄めの肉じゃがをコロッケにしたようなイメージです。

 

なんの所縁のない街で送っていた入院生活でしたが、自分の好きな味のお店があると思うと少し元気になれました。

 

ここのコロッケ屋さんにはいずれ息子を連れて、買いに行きたいと思っています。

 

母の手料理

食べ物が悪くなりにくい季節でしたので、煮物や揚げ物など色々持って来てくれました。

母曰く、見るたび痩せていくからとにかく食べさせなくてはと思っていたそうな。

 

病院の食事はほとんど完食していましたが、やはりカロリーが最低限だったからかな?

 

カロリーとか抜きにしても、小さい頃から馴染んだ母の味は心が落ち着くもので、嬉しかったです。

 

次食べたいものをリクエストすると母も嬉しそうで、お嫁に出て以来、娘に戻ったよう気持ちになりました。

 

ケーキ

私が入院していたのは、11月〜1月。

 

以前にも記載しましたが、食事シーンが1年の中でもひときわ華やかな季節です。

 

我が家はさらに、この期間に結婚記念日もあります。

 

私は小さい頃から、特別な日にはケーキ!!でしたので、そんな日にはいつも夫が買って来てくれました。

 

クリスマスもお正月も、何より初めての結婚記念日も病室で、面会時間ぎりぎりに来て10分くらいしか一緒にいられませんでしたが、それだけでもありがたかったし、嬉しかったです。

 

番外編

点滴投薬による副作用で常にほてりを感じていた私。

だからでしょうか…

アイスをよく求めていました。

 

当然病食には出ませんので、夫が売店で買って来てくれるのですが…

 

何故か一個なんですよ。

一個を全部私にくれるのではなく、2人で半分こ。

 

お腹を冷やさないようにと気を遣ってくれていたのかもしれませんが、『早く退院して、自分で買ったアイスを全部一人で食べたい』と思ったものです。

 

入院中の間食は病院に相談してからにしましょう

幸いなことに、私は頸管が短くなっている以外、特に気をつける症状の無い妊婦でした。

面会の際の差し入れも許可が出ていました。

 

これで、血圧や血糖値にも異変があればもちろん、病院側から制限があったことでしょう。

 

差し入れは心のオアシスであり、単調な入院生活を乗り切るための活力になります。さながら、援助物資とも言えるでしょう。

 

けれども、せっかくの治療が無駄にならないように…ほどほどに楽しみましょう。

 

余談ですが…

すっかり半分こが身体に定着したのか、年をとったのか、甘いものは少しで十分満たされるように。

 

あれほど望んだアイス一個食いですが、今も夫と半分こを楽しんでおります。