こんにちは。
息子を構っているのか私が構ってもらっているのか、てるこまです。
先日、ベビーフェンスを強化しました。
我が家は2箇所にベビーフェンスを設置しています。
片方は市販品で、もう片方はオーダー品。
というと聞こえが良いですが、100均のパーツを組み合わせて作った、手作りのツギハギフェンス。
DIYが流行っている昨今とはいえ、いかんせん素人の作ですから、知恵と力がついた息子が幾度となく突破。
その度に、夜な夜な強化してきました。
そんな母と息子の攻防も、今回のバージョンアップにより、遂に終止符を打てそうな予感がします。
彼の牢破りならぬフェンス破りの変遷とともに、ご紹介します。
目次
我が家のベビーフェンスの歴史
まず、フェンスを設置したいのは、やはりテレビ周り。配線はもちろん、テレビ自体を引き倒すなど、危険がいっぱい。
部屋の構造上、突っ張り棒タイプのフェンスが使えないのと、対応できるフェンスが2万円以上ということで、ベビーフェンス購入は断念。
とりあえず、100均のワイヤーメッシュとブックエンド、結束バンドで簡単な柵を作ってみることに。
ちょっと見えにくいですが、テレビ前の黒い格子が初代フェンスです。
(りさお姉さんのキレキレダンス、大好きです。)
息子との攻防戦は、まさにこのフェンスから始まりました。
第2期:正面からの圧には強いもののサイドはガラ空き
初期の柵は、ただ自立しているだけという、本当にお粗末なもの。息子が体重をかけると、あっさり倒れてしまいました。
こんなものはすぐに突破されるとわかっていたので、ブックエンドの下にもワイヤーメッシュを結束して、テレビ台に噛ませて固定。
テレビ台は重いので、ちょっとやそっとでは動きません。息子がつかまり立ちしても問題なし。(ビビンビーン大好きだったなー)
ただこの時点でカバーできるのは正面のみ、サイドはガラ空きでした。この頃の息子は、横が空いていることに気づいていない様子。
横の抜け道の存在に気付いたらなんとかすればいーや。めんどくさがり屋ママらしい考え方です。
第3期:僅かな隙間も逃さない息子にあっさり破られる
フェンスを固定してから、1ヶ月ほど経った頃。
朝の支度をしていると、息子がテレビの至近距離に立っているではありませんか。
どうやら抜け道の存在に気付いた様子です。
そうなったら、臨機応変にサイドを塞げばいいだけのこと。
お馴染みのワイヤーメッシュとブックエンドを追加購入して、柵正面から直角に繋いで、サイドを塞ぎました。
しかし翌日。テレビの方からカチャカチャ物音が。
あっさりとサイドの柵を押し曲げた息子が、テレビ前で遊んでいました。てか、ズボンは?
以降、ベビーフェンス作りは夫も巻き込む我が家の一大産業と化していったのです。
第4期:新たな敵【器用な指先】との戦い
上の写真、息子が持っているのはBSカードです。
なんとテレビ脇から引き抜いた模様。
この頃息子は1歳になる頃でしたが、テレビを動かして脇の細ーい差し込み口から、カードを引き抜くなんて。
そこまで器用になっているとは思いませんでした。
その後、DVDデッキからもカードを引き抜く。
これにより、今までは大人が鑑賞しやすい角度にしていたテレビでしたが、完全に壁に沿わせるように変更。
更に、テレビ台と隣の食器棚の間にはスーツケースを置いて息子が入り込む隙間をなくしました。
ここまでくればさすがに完璧で、息子もフェンスの前で座り尽くしました。
(すん…)
もはや要塞。ようやく息子も諦める
そして現在、このような形態になりました。
テレビ前は前回でカバーできたのですが、テレビがダメなら標的は隣の食器棚へ。
中からグラスを出して持って歩いているという、恐ろしい展開が待っていました。
食器棚は引き戸なので、突っ張り棒をかけたのですが、もちろん外す息子。がっちりはまっているものを力尽くで引っ張るので、本人も転倒して危ないったらない。
そしてようやく、テレビ〜食器棚をカバーするベビーフェンスが完成しました。
横幅2メートルを越すフェンスになるので、これまた100均で見つけた紙管と、専用のジョイントパーツを組んでがっちり骨格を形成。
これまで使ってきたワイヤーメッシュをばらして、外側を結束バンドで覆いました。
そして、フェンス自体をシリコンの粘着マットで床に固定。
ジャングルジムのような見た目だけにかなり頑丈なフェンスが完成しました。
安心して、五月人形も出せるというものです。
息子もフェンスに寄りかかりはしますが、ビクともしないので、無理なチカラをかけたりはしません。
やっぱり、多少のがたつきがあると攻めたくなるのでしょうか?
余談:いたずらのおさめ方
息子が触らないで欲しいものを持っていたとき、無理矢理取り上げると、ぐずったり転んだり大変なので、他のもので釣っています。
よくやるのは、彼のおもちゃで遊ぶ。
ここでポイントは、全く楽しくなさそうに、飽くまで業務的に作業的に遊ぶことです。
楽しそうにキャッキャしながら誘うと、逆効果です。
『はぁ…今日もこれやらなきゃ…』
と言いながら、ドロップボックスに積み木を落としていると、そわそわしながらやって来ます。
で、息子が遊び出したらしめたもの、弄っていた危ないものをさっと回収。
うちでは、これが1番スムーズかつ平和出来るなやり方です。
大人が、仕事風にやっていると新鮮に見えるのでしょうか。
大人がしんどそうにおもちゃで遊ぶ光景はかなり滑稽ですが、是非真剣に演技してください。
好奇心旺盛な年頃。見守るということも必要
テレビ台〜食器棚の付近へは手出ししなくなった息子。
しかし、他の箇所に興味がいき、今朝はソファによじ登っていました。
右上から時計回りに、見てください。てか、履いてなくてごめんなさい。ぷりーん。
※因みにこのソファ、私の母が独身時代に購入したIKEAのソファで、流石にクッションは変えてますが、骨組みは未だに現役。かれこれ40年選手?
このよじ登りに関しては本人も、お尻から上手に降りていますし、見守ることに。
あれもダメ、これもダメでは進歩がないなぁとも思うのです。経験で学んでもらうことも大切なことですよね。
息子の好奇心を満たすことって、何より大切なこと。
もちろん、危ないことや迷惑・ルール違反は叱りますが…
叱ると見守るのバランスも、母こそ学ばなくてはならないなー。
言って理解出来る年齢になるまでは、もう少し時間がかかりますが、めげずに声かけしながら見守りたいなと思います。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
最後に…
息子に笑って欲しいが為に必死になる時がある私。
先日も布団を敷く時に閃いて、羽毛布団をモコモコに抱えて渾身の大喜利。
【ベイマックス】
無反応どころか見てもいないっていうね。
もっとママのこと構って。
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